インテリアデザイン  ATELIER SOU ( アトリエ ソウ )

◎日々のこと


2026.4.27
愛媛大学 デジタルコモンズのこと(2)

昨年6月末、プランに途中参加させていただきました。

まずは図面の理解(各教室の使用目的とその対象)、

仕上げ表の内容把握、電気設備・照明プランの把握・・・

インテリアプランに入る前の作業が大切なのは、住宅も大学の建物も同じです。


内装仕上げ表のたたき台プラン資料を拝見しました。

仕上げ表、最終品番提出期限は7月末。

1か月しかありませんでした。

メーカーが作成した2種類のプレゼンテーションボードを拝見。


まずは建物全体のデザインコンセプトを確認することとしました。

コンセプトの把握は、プラン提案の根っこ。

プラン変更で「ぶれている」暇もないので、そこは慎重に。

ご担当の教授に少しづつ確認させていただきながら進めました。


照明プランと家具配置。

既にどなたかが作成した照明たたき台プランを確認。

このプランのこうすれば、ああすれば・・・をご説明していきました。

「誰でも自由に、人々が集まり交流学生が主体的な学びを支援する学習空間」

そのための家具の選定、家具配置、それに伴う照明計画を進めました。





インテリア提案の「核」は、1階のコモンラウンジでした。

時代をリードしていくスマートさを感じるように。

その空間にいられるという特別意識を生むように。

外部デザインと内部デザインを連動させ、

ウッド感のあるブラウンとブラック(鏡面)の対比、

異なる質感の共存、モダンながらも温かい、柔らかさとスタイリッシュさ、

それらが生み出す存在感の面白さをねらっています。


より快適に、自由なコミュニケーションが可能なラウンジ。

集団で活発に意見を交わす、グループで研究討論する、個々に思索する・・・

ゾーニングごとに、テーブルや椅子のスタイルを変えています。

おしゃれな「学ぶ空間」は、自由な発想を醸成するように思います。


ゾーンに分けて、下がり天井のラウンジスタイル、カフェのようなベンチスタイル、

大きな縦に延びたテーブル、グリーンを囲むラウンドテーブル、

気ままにひとりのカウンターテーブルとハイチェア・・・

軽快で躍動感にあふれる家具配置は、ラウンジの時間をより魅力的にします。


照明計画は、目の健康に優しく、可変的な照明を目指しました。

家具配置に合わせて、照明でもゾーニングしました。


調光・調色できるように計画。

自由自在に灯りを操作し、昼も夜も、光の変化を楽しみ、

それぞれの大切な時間を効果的に過ごしてもらえるように。


その日の心地よい居場所に、自由に座り、集い、語らう。

若い学生の皆さんの、そんな空間体験が自然に深く心に沁みていきますように。

そんなインテリア提案を目指しています。



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