◎日々のこと
2013.8.24 | 色のこと ー 色彩心理学入門 ー |
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女性建築士会主催の色彩心理学入門講座に参加しました。
あなたなら何色の太陽を描きますか?
私は海に沈みかけている夕日のオレンジ。
たとえば国旗に見られる太陽の色は?日本なら赤ですね。
他にはオレンジ、黄色、白もあるそうです。
顔が描いてあったり、光線が周りに描き加えられたり。さまざまな太陽があります。
色はそれぞれイメージと繋がっていますが、国や民族によって色の捉え方が違うこともあります。
日本で高貴な色の紫は、イタリアでは不吉な色、タブーな色だったり、
黄色はインドでは位の高い色なのに、アメリカでは卑怯者の色だったり・・・。
それぞれの色は生理的作用を引き起こします。
食欲増進、心拍数の増加、血圧が上がったり、下がったり。
緊張したりリラックスしたり。
そんな色の効果を上手に生かし、壁の色、カーテンの色など考えていくのですね。
狭い部屋を広く見せ、よりくつろげる寝室に仕上げ、仕事や勉強がはかどる部屋をつくる・・・
時間の長さの感じ方まで、長くしたり短くしたり・・・
住まいにも、店舗にも、広告の看板やパッケージ、健康飲料のペットボトル、ロゴマーク・・・
なぜこの色を使ったのかな?とその意味を探ると、
そのデザインの深さに、”なぁるほど”が増えて、楽しくなります。
色の魔力の楽しいお話、近藤先生、ありがとうございました。