◎日々のこと
2014.7.14 | A様邸のこと その 2 |
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先日、お住まいのお写真を撮らせていただきました。
玄関ホール。お訪ねする毎に、いつも季節を感じるしつらえ。感動します。
梅・雛人形・兜・大きな花器に枝もの・花など、書の墨の色、自然の色・・・
のびやかで大胆な空間の玄関ホール。そのスケールに合わせ、艶やかに、おおらかに。
オブジェと空間は一体となって、訪れる人を迎えてくれます。
建具の格子も繊細です。その前に置かれた観葉植物。
写真ではわかりにくいのですが、ベースには籠目の文様。
邪気を払う魔よけの模様です。建具と透け感のバランスが、絶妙です。
玄関ホールから2階への階段ホール。蹴込み部分から夜は灯りがほんのり透けます。
視線の先にも、添えられているお花。爽やかに2階に導かれます。
玄関ホールは、ちょっとした対応が出来るよう家具が置かれました。
縦型ブラインド越しの緑。いまでは大きく伸びて、吹き抜けのホールを爽やかに包んでいます。
階段室から2階ホール。コート掛けも、素材感と洗練されたデザイン性が、空間にバランスよく落ち着きます。
中庭のハナミズキは、1階と2階を縦に繋ぎます。
2階リビングから、鳥の巣立ちを見守られたこともあったとか・・・。
ほのぼの、こころあたたまるエピソードもうかがいました。
リビングに続く和室。
お引渡し時と、絵などを飾られた今と。
壁に視線を落ち着かせる絵額、潤いを与える観葉植物や花・・・
住まいの器を彩る、しつらえには、暮らす方の人柄が表れています。
お引渡しした時が仕上がりではなく、お住まいになられてからますます味わい深いものになっていかれます。
家具配置が少し変わりました。
センターテーブルは、3人掛けソファの背の後ろにローテーブルとしての役割りに。
オットマン、サイドテーブルが増え、ダイニングにはパソコン用の小さなテーブルが加わりました。
最初に準備された観葉植物も、新しいメンバーになりました。
暮らしとともに、インテリアの変化を楽しんでいかれるご様子が嬉しいです。
暮らしに心を配り、仕掛けを作り準備していくのが、作り手の仕事。
暮らしを愉しみ、住まいという器を深い味わいにしていかれるのが住まい手。
住まい手の想いが作り手の想いと重なって、いい色になっていけば最高です。
お引渡し後も時々お邪魔して、愉しいお話をうかがったり、美味しいお茶を頂戴したり・・・
住まわれているインテリアのお写真を撮らせていただけるなんて、本当に有難いことです。
ホームページ掲載することも、こころよくご承諾くださいました。(私の写真が下手なので、すみません)
本当に幸せなことです。こころより、ありがとうございます。