◎日々のこと
2018.9.30 | T様邸リノベーション(1) |
---|
T様ご改装工事。
昨年6月、ご希望内容の確認から始まりました。
キーワードは、お客様をフレンドリーに迎える『ウェルカムな家』
そして、ご家族を温かく迎える『おかえりなさいの家』。
どんなふうに表現していきましょう・・・悩む時間は、楽しい時間です。
まず必要なこと。
これからの暮らしを見据え、快適に便利に。
住まいの器として、断熱性を加え、耐震性を加えること。
ユーティティの増築により、収納を増やし家事を一層楽しくすること。
動線の整理や丁寧な収納計画はデザインの要です。
それに便利さを少しプラス、床暖房、お手入れ楽な節水型便器、これまたお手入れの楽なキッチン設備・・・。
収納も細かくご相談しながら進みました。
収納がきちんと計画されれば、時間短縮、物の管理もしっかり出来ます。
心のざわつきが減ります。掃除もしやすくなります。
適所に定位置に、適した方法でモノを納めること、そして少しの余裕を残すこと。
しかも、ささっと『とにかく』の逃げ場所も準備出来たら、『忙しい主婦』には嬉しいことです。
心地よさの『もと』は、たくさんあります。
季節を飾る愉しみ・・・静かな心、優しい心ごと飾ります。
癒される灯り・奥行を感じさせる灯り。
穏やかな色使い・その光沢や素材感。
心地よさの『デザイン』は、いろいろいっぱい。
T様と時間をかけて、一緒につくっていきました。
玄関。ビフォーです。
全体イメージはあたたかみのある、モダン和風に。
黒を引き締めの色として、ポイントに。
外壁の色も落ち着き、曲線のラインを消しシャープなお顔になりました。
玄関ドアは断熱性、防犯性も優れた、採風も出来るものに変わりました。
ご主人様のゴルフ道具も奥様の靴も、しっかり収納できる玄関収納です。
お迎えする『飾る場』を特注家具で間接照明で演出しました。
上からの光、下からの光。飾るもので変化をつけることが出来るように。
天然石の素材感。灯り。アクセントクロスの表情・陰翳。
空間に奥行を生み出します。
建具は全て引き込み戸。
玄関ドアもリビングへの引き込み戸も、縦のラインを強調した『和』のデザインでまとまっています。
手すりを設置。靴を履いたり脱いだりのふらつきを防ぎ、壁の汚れも少なくなります。
玄関ホールのダウンライトはセンサーSWで、どこからでも近づけば、ぱっと点きます。
灯りにも安全・安心・便利。そんなことの積み重ねを、ご相談しながら進めていきました。