衣山のＫ様邸。
和田建築設計工房　和田耕一氏の設計のお住まいです。
2度目のカーテン吊り替えの提案・工事承りました。
20年以上前、お住まい建築中から、時々お邪魔させていただきました。
大工さんとお話したり、出来上がっていく過程を眺めさせていただいたお宅です。
風情のあるお庭（ご紹介させていただいたランドスケープ　影浦さんの提案です）、
趣のある佇まい、木の素材感、アール曲線の優しさ、中に入れば紙の素材で、アールの天井・・・
そこには間接照明のグラデーションが・・・。
素敵！何年経過しても素敵！！
落ち着いた暮らし、Ｋ様の丁寧な生き方を感じます。

カーテン工事は無事完了し、Ｋ様から嬉しいメール頂戴しました。
『おかげで家の中がすっかり息を吹き返しました。ありがとうございます。
窓越しの風景がこんなに変わるとは思ってなかったです。特にウッドブラインド！
「衣山の家」をまた味わいたいと思います。・・・』
カーテン取付工事の時間、私は職人さんの作業を見守りながら、
私は、Ｋ様の御愛用の無垢材のテーブルをオイルで磨いていました。
そんなことについても、Ｋ様からのメールに、
『テーブルのこと、お世話になりました。夜もずーっと木を撫で続けました！
朝起きてみたらあちらこちらしっとりいい感じです。
おかげで、身の周りのものに手を入れながら丁寧に生きるやり方を少し思い出しました。
ありがとうございます。』

丁寧に暮らす、大切にする、手を入れる・・・
木の影が映りこむ窓辺の景色は、新しい素材やスタイルになっても変わらず、
空や風と溶け合い、Ｋ様の暮らしを彩ること、願っています。
お声掛けくださり、本当にありがとうございました。またお邪魔させてください。