インテリアデザイン  ATELIER SOU ( アトリエ ソウ )

◎日々のこと


2020.2.16
『炎』のある暮らし

暮らしの中に、自然を感じること、こころ贅沢なことです。


昨年からご新築されるT様のお住まいに関わらせていただいてます。

インテリアトータルプラン(照明計画・家具・カーテン)、

水廻り設備(キッチン・トイレ・洗面脱衣)、特注造作家具・・・

収納の計画、内装計画(タイル、壁・床材など)の選定・・・などです。

インテリアの視点からアドバイス、間取りについても打合せ重ねています。


バイオエタノールの暖炉、大阪でみてきました。

T様のご希望でした。どこに設置するべきか・・・

昨年、大阪のショールームに行き、お手入れのこと、防火上のこと、納まりのこと・・・

もろもろお打合せ、確認です。




間仕切り的に置くことも。



下の薪は、見せかけのオブジェ的な薪です。

飾り棚のような使い方も。


モダンなSRは間接照明ですっきりと魅せています。


炎のある暮らし、素敵ですね。

暖房器具としての暖かさ。囲む温かさ。

眺めるあたたかさ。一人でも二人でも。

こころがつながります。


火をつける苦労もなく、薪の準備も憂鬱ではなく、煙突掃除もいりません。

ですが、ちょっと残念なのは、薪が燃えるときに『パチパチ』とはじける音はしないということ。

身近になった炎は、現代の生活に、確かに潤いを与えてくれそうです。


造作して仕上げても、工事は簡単。

固定しない小型のもの、動かせるものも。

検討を重ねた結果、T様のお住まいに納まる場所と商品が決定されました。


心斎橋、フィスバショールームの隣のビル。

モダンな店内に、メリハリの照明手法と間接照明が効果的。

静かに灯されたいくつものバイオエタノールの炎。

自然と心が静かに落ち着いたのは、心地よい炎の揺らめきのせいだったかと思います。



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