インテリアデザイン  ATELIER SOU ( アトリエ ソウ )

◎日々のこと


2021.10.7
ローラアシュレイが映える「終の棲家」- S様邸ご改装のこと(4)

S様邸、カーテンも仕上がりました。




お引越しの日にはお手持ちの照明器具も取付完了。

カーテンのファブリックやほっとする灯りで、空間は温かみが増し、より魅力あるものになります。

照明、家具、カーテン、絵額やラグなどが納まって、「暮らす場」は暮らす人の身体を休め、

こころを癒し、楽しませるのだと思います。

お手持ちの家具が搬入されてからのお写真を撮影させていただけました。

引越前の準備や当日の作業で、S様はとてもお疲れになっていたはずです。

それにもかかわらず貴重なお時間を頂戴し、本当に有難いことでした。






   



ローラアシュレイのソファ、ダイニングテーブルやチェア、フロアスタンド、ラグ・・・


愛着のあるお気に入りの家具や灯りが、美しい暮らしの仕上げ。

絵額やこだわりのインテリアアクセサリーも、

選んだ時間、一緒に暮らした時間とともに、人の暮らしを包みます。


インテリアは住まいの内側にあるものすべてです。

暮らす人の「内面」でもあると思います。

知性だったり、何を大切に感じているるかを表すもの。


着る服や髪型、使う言葉やしぐさで、「人となり」を思い測ることが出来るように、

住まいのあり方やインテリアには、住む人の人柄や知性が表れると思います。


S様からメールを頂戴しました。

「このたびは、我が家のリノベーションにお力添えを賜り、ほんとうにありがとうございました。
 これまで仕事ひとすじだったはずのわたしですが、
 おうちに帰ることが毎日の楽しみになってしまいました。

 結婚式の披露宴でつくったブーケを押し花にした額・・・
 寝室のクロスは、この額のために選んでいただいたのでしょうか。あせたはずの花の色が映えています。

 卒業旅行で訪ねたロンドンで買ったPaddington Bear。
 ローラアシュレイのソファーのそばに居場所ができました。

 ひとも、ぬいぐるみも、「居場所」は必要です。
 照度を抑えた照明があうみたいです。

 吉岡浩太郎さんの松山の版画のそばにモンステラを置きました。
 落ち着いた刺繍のリビングのカーテンに、緑のアクセントになりました。

 このたびは、突然メールをお送りした私どもの要望をお引き受けいただき、
 ありがとうございました。
 わたしどもの想定以上の我が家になりました。すてきな我が家です。
 心から感謝しています。ありがとうございました。」


大切なもの・大切な時間・いまの時間・これからの時間をまとめ上げ、

S様の想いやこだわりを受け継いで、形にしてお返し出来ていたら幸せです。


仕上がった暮らしの場と同様、S様からいただいたお言葉が私の『宝物』です。

このたびは大切なご縁を頂戴し、ありがとうございます。


「おうちに帰ることが毎日の楽しみ」・・・嬉しく有難く、私のこころに響いています。



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