新しい絵額やグリーンが加わって、Ｔ様邸今回のご計画は仕上がりました。

中古マンションを購入され、「綺麗に直す」という「リフォーム」ではなく、

ぬくもりのある自分らしい住まいに変える、「自分仕様」に変える「リノベーション」でした。

北欧のヒュッゲな暮らし・・・

SLOWなインテリアは、自然素材の安らぎと部屋を抜ける光と風も大切です。

今回はご予算バランスから、残念ながら全てを天然の素材にはできませんでした。

ご予算を調整し、忙しい暮らしの中でも心潤す要素を計画し、

メンテナンスもストレスにならないような配慮も必要でした。

何を残し、何を変えていけばいいか？

いいバランスを探りました。

住まいは、インテリアは、自分らしさの表現です。

その作業ごと、過程ごと、自分らしさを発見したり見直すことなのかもしれません。

落ち着く光、ダインングの灯り、LDを繋げる間接照明

反射率を抑えた内装仕上げへの変更

・・・自然素材を連想させる柄や色使い

ツルピカ素材は出来るだけ排除

・・・キッチンパネルはモザイクタイル貼りに、玄関床タイルも貼り換え

LDKの床フローリングはマット塗装の天然目突板でありながら、

抗ウィルス・抗菌・耐薬品・耐汚染など衛生機能を兼ね備えたものに。

壁を撤去して可能になったゆとりのある家具の配置や、

広々とした視線の広がりは心地よさの源です。

CONDE HOUSE　北海道タモ　の優しいのびやかなデザインの家具が、

さらに引き立つお部屋の仕上がりになったように思います。

好きなものに囲まれ、自然を身近に感じられる日々の暮らしは自分ケアの時間です。

こんな時代だからこそ、インテリアのメンタルヘルス効果は大切だと思います。

上手に珈琲も紅茶も日本茶もいれて、美味しくお菓子もつくって・・・

これからも丁寧な暮らしを心地よく過ごせますように願っています。