◎日々のこと
2023.5.12 | デザインリフォーム(再生) ―家具リメイクのこと― |
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長年ともに暮らした愛着のある家具は、手を入れ大切にして
世代を超えて、長く使い続けられるべきものだと思います。
フルリフォームデザインをご提案させていただいたN様邸。
懐かしい家具もお住まいと同様、インテリアリフォーム。
N様お手持ちの家具は、ご結婚の際に揃えられた桜製作所の家具でした。
長い時間をご一緒に過ごされ、暮らしの景色の中にあった家具は、
N様の新しい住まいにも、形を変え寄り添ってもらうことが大切なことでした。
古い友人と共に居るような安らぎ・・・愛着のある家具との繋がり。
ご高齢のN様にはとても大切なことでした。
お座敷の座卓は再塗装され、新たな脚を取り付けてテーブルに。
高さは低めに作りました。
リビングダイニングテーブルとして、N様ご夫婦が使いやすい高さに調整しました。
木肌がさらに美しく、凛とした存在感。
椅子は、ご身長やご高齢なN様の立ち上がりを配慮して高さを特注。
CONDE HOUSE のチェアが新たに加わりました。
ダイニングテーブルの脚とチェアの脚は仕上げを揃えています。
リビングテーブルも小ぶりなサブのダイニングテーブルに。
玄関の靴収納家具も再塗装し、綺麗になってリビング収納家具に。
どの家具も桜製作所のもの。さらに綺麗になって新たなお住まいを彩りました。
艶やかな屏風は、絵画のように廊下を彩り、
マンションの廊下に風格と落ち着きを与えてくれました。
リフォームデザインに必要なことは、「便利、快適、効率、省エネ」などの内容に加え、
ひとの心に響く、心を満たす潤いをもたらす、ほっとする何かなのだと。
大切な懐かしい時間や想いごと、住まい手にお届けすることが要だと思います。
家具もリメイク! そんなデザインは少し手間はかかりますが、優しいと思います。